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犬のストレスを溜め過ぎると病気になる可能性も
愛犬が笑顔で暮らすためには、ストレスを溜めさせないことが何より大切です。
犬はとても繊細でデリケートな生き物なので、ストレスの溜め過ぎで病気になったり、精神的に落ち込んだりすることがあるからです。
特に強い不安や恐怖には注意が必要です。
愛犬のストレスは、まめに解消することが望ましいですが、その前に、できるだけストレスの原因を取り除くことも必要です。
そのためにも、どのようなことがストレスになるのかを知っておくと良いでしょう。
ストレスの原因がわかって対処ができれば、犬のストレスを軽減させることができます。
わが家にあてはまるところはないか、チェックしてみてください。
1. 飼い主の態度や言葉で生じるストレス
- 犬を叱る・叩く・怒鳴る
- 飼い主さんのイライラや不安など
- 家族同士のケンカ
- 飼い主さんがかまい過ぎ
- 飼い主さんがかまってくれない(スマホに夢中など)
- 子供の乱暴な扱い
- 犬を押さえつけるなど威圧感を与える態度
- 褒めてもらえない
- 犬を否定したり、罵るような態度や言葉
- 家族の中で犬に対するルールがバラバラ
- 飼い主の気分で叱られたり、褒められたりするなど
2. 環境の変化で生じるストレス
- 引っ越しをする
- 赤ちゃんが生まれるなどの家族の変化
- 新しいペットが増える
- 季節の変わり目など
3. 日常生活で生じるストレス
- 部屋の暑さ、寒さ
- 洗剤や香水、芳香剤などの人工的な臭い
- タバコの煙
- ドライヤーや掃除機などの音
- テレビや音楽の大きな音
- 明るすぎる照明
- パソコンのディスプレイ
- 近隣からの音や振動(道路を走るトラックや工場など)
4. 特別な状況で感じるストレス
- 病院に行く、病院に預けられる
- ペットホテルなどに預けられる
- 慣れない場所、嫌いな場所に行く
- 長距離の移動
- 花火や雷の音など
5. 肉体的なことから生じるストレス
- 散歩や遊びが足りない
- 運動のやり過ぎ
- 体調不良、病気
- 避妊、去勢をしていない
- 適切なケアを受けていない
- 太り過ぎ、痩せ過ぎなど
6. 寂しさや孤独から生じるストレス
- 留守番の回数が多い
- 留守番の時間が長い
- 車の中に放置される
- 飼い主さんが他のペットを可愛がるなど
7. 犬の食事、寝床、トイレから生じるストレス
- 食事や水が十分にもらえない
- 水が清潔でない
- 食事が合わない
- 寝床が汚い、臭い
- トイレが汚い、臭い
- 寝床のすぐ近くにトイレがあるなど
まとめ
犬は、とても繊細でデリケートな動物です。
ちょっとした環境の変化や飼い主さんの精神状態にも敏感に反応して、不安や緊張を感じてしまいます。
大切なことは、ストレスの原因を知り、できるだけストレスにならない環境を整えてあげること。
ストレスが溜まってきたら、まめに解消してあげることで、愛犬も飼い主さんも笑顔で暮らすことができます。