目次
犬の整体のメリット
みなさんは、「犬の整体」があるのをご存知ですか?
犬の整体は、愛犬の心身に良い影響を与えながら、飼い主さんとのコミュニケーションを深めることができるんです。
毎日、愛犬の体に触れるので、異変や病気を早期に発見することもあります。
やり方によって、筋肉の凝りをほぐしたり、胃腸の働きを促進したり、様々な健康効果も期待できます。
犬の肩こり!
犬は、首や肩が凝りやすいといわれています。
それは、体重の約7割を、前脚の2本だけで支えているからです。
前脚にかかる体重は、首から肩の筋肉に大きな負担となります。
また犬は、年齢とともに前脚への負担が大きくなるため、自然と後ろ脚や腰の筋肉が弱ってしまうのです。
このような状態が続くと、思わぬケガや病気に繋がる可能性もあります。
特に足腰の衰えは、犬の健康寿命にも大きく影響します。
このような悩みを解決するために、ワンちやん専門の整体院やサロンも増えていますよね。
ただし、正しい知識や訓練もなく、愛犬の整体にチャレンジするのは絶対にやめてください!
犬の体や筋肉は、とてもデリケートです。
刺激が強過ぎたり、触れる場所を間違えてしまうと、逆に体を痛めてしまいます。
くれぐれも、正しい知識を身につけてから行うようにしてください。
今回は、「犬の整体」によって体が改善した「にこまる」の体験談をご紹介します。
「にこまる」の不自然な座り方と歩き方!
わが家の愛犬「にこまる」が、10歳の頃のお話です。
この頃のにこまるは、パテラ(膝蓋骨脱臼)によって後ろ脚が弱っていました。
普通に立っているだけで、ぷるぷる震えてしまうのです。
そんな後脚を鍛えるため、週1のお風呂トレーニングに加え、温水プールでの筋トレに取り組んでいました。
ドッグトレーナーさんから学びながらのトレーニングです。
ある時、トレーナーさんからこのようなことを言われました。
「にこまるちゃんは、筋トレに整体を加えたら良いですよ!」
「筋肉をほぐすことで、関節の可動域が改善しますから」
という内容でした。
犬の整体とは初耳です。
すぐに「犬の整体」を調べました。
その時見つけたのが、飼い主が整体の仕方を学べる「ウチの子ケア講座」でした。
気になっていた変な座り方
実はこの頃、「にこまる」の座り方や歩き方に違和感を感じていました。
お尻をぺったり床につけた、変な座り方をするのです。
獣医師にも相談しましたが、「レントゲンに異常はないので、大丈夫です」と言われるばかりでした。
「でも、この座り方はおかしいよね…」
と不安は増すばかりでした…(汗)
にこまるの運命を変える「犬の整体」と出会う!
犬の整体を調べるうちに、「犬の整体 BONJOUR(ボンジュール)」さんを見つけました。
ボンジュールさんが主催する「ウチの子ケア講座」を知ったのです。
こちらの講座で、「犬の整体を学ぶことができる」というのですぐに申し込みました。
この判断が、今の「にこまる」の丈夫な足腰と、元気につながっていると感じています。
「ウチの子ケア講座」とは?
飼い主さんが、愛犬の整体を自らできるようになるための講座が、「ウチの子ケア講座」です。
この講座では、整体の技術だけでなく、犬の骨格や筋肉の構造など、必要な知識をわかりやすく学ぶことができます。
また若年期〜シニア期まで、年齢に応じたケアの仕方も教えてくれます。
ただし、こちらの講座は「犬の整体師」を養成する講座ではありません。
あくまで飼い主さんが、自分の愛犬をケアするための講座です。
(注)講座を受けても愛犬以外のワンちゃんに施術を行うことはできないので注意してください。
【犬の整体BONJOUR(ボンジュール)】
【HP】
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/dogseitaibonjour
初めての「ウチの子ケア講座」体験!
この講座の良いところは、自宅で学ぶことができる、ということです。
先生が家までやって来てくれます。
なぜなら、愛犬がリラックスして整体を受けられる環境であることが、一番大切だからです。
そのお陰で、にこまるも私も、落ち着いて習うことができました。
最初に「にこまる」の体をチェックしてもらった時、先生からこんなことを言われました。
「にこまるちゃんは、10歳なのにしっかり筋肉が付いていて、骨に歪みがないのがいいですね」
「ただし、肩甲骨の周りや後ろ脚の太ももが凝っています」
「この筋肉の凝りが、変な座り方の原因ですよ」
そうだったのか!
「座り方を治すには、筋肉の凝りをほぐさないといけないんだ!」
ということが分かったのです。
知らないというのは、本当に怖いことです。
良かれと思って行っていた筋トレが、凝りの原因になっていたなんて…(汗)
筋肉の凝りへのアプローチ!
私たちは、この講座で、正しい整体の仕方、凝りのほぐし方などを学びました。
筋肉は鍛えるだけではダメだったのです。
運動や散歩の後で、しっかりほぐすことがとても重要でした。
これは、人間も同じですよね(汗)
整体で重要なことは優しいタッチ!
愛犬の体を触る時に、最も重要なのは「力加減」です。
決して強い刺激を与えてはいけません。
押すのではなく、優しくタッチするのです。
「風船を指で押して、凹まない程度の弱い力で良い」ということでした。
凝りをほぐそうとすると、つい力が入ってしまいそうですが、自分の瞼を触るくらいの優しいタッチが良いそうです。
整体を習ってからは、毎日のケアを欠かさず行うようにしました。
一番驚いたのは、にこまるの変な座り方が、目に見えて改善したことです。
歩き方も良くなっていました。
それ以来、整体だけでなく、犬の身体や健康について夢中になって学びました。
2年後の体の変化
犬の整体を習得してから、毎晩「にこまる」のケアを継続しています。
一日、わずか3分の全身ケアです。
毎晩凝りをほぐしても、次の夜には凝りができています。
私たちも、仕事や生活の中で、すぐに体が凝りますよね。
凝りを放置しておくと体が痛くなったり固まったりして、ケガや不調の原因になりかねません。
整体を知らずに、あのまま筋トレを続けていたら…と思うと怖くなることがあります。
このケアを継続することで、12歳になった「にこまる」は、大きなケガをすることもなく、楽しく山登りを楽しんでいます。
「あの時、犬の整体に出会って良かった…」
「にこまるの体の凝りを、ほぐせるようになって良かった!」
「これからも、しっかり体をサポートするからね!」
にこまる!これからも一緒に頑張ろうね。
【写真•情報提供/にこまるママ】
インスタグラム
https://www.instagram.com/nikomaru63