健康管理

犬に与える「飲み水」の注意点!ミネラルウォーターと水道水の違い

愛犬にどんな「水」を飲ませていますか?

飼い主の皆さんは、愛犬にどのような「水」を飲ませているでしょう?

愛犬の健康を守るうえで、新鮮で清潔な「水」は欠かせません。

しかし、一口に「水」と言っても、水道水やミネラルウォーターなどいくつかの種類がありますよね。

中でもミネラルウォーターについては、犬の体質や健康状態によって注意しなければならないことがあります。

そこで今回は、犬に与える「水」の注意点について解説していきます。

犬にミネラルウォーターを飲ませても大丈夫?

犬にミネラルウォーターを飲ませることについては、実は獣医師によっても意見が別れています。

「健康な犬にミネラルウォーターを与えても大丈夫」という意見と、「なるべく与えない方がいい」という意見です。

「与えない方がいい」という一番の理由は、ミネラルウォーターに含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が、「尿路結石症の原因になる可能性がある」からです。

特に海外のミネラルウォーター(エビアンなど)の場合、豊富なミネラルが含まれる「硬水」であることが多いので注意が必要です。

一方、日本のミネラルウォーターは、ミネラル成分が少ない「軟水」であることから、「健康な犬が飲んでも大丈夫」という獣医師もいます。

実際、ミネラルウォーターが尿路結石の原因となる、という医学的な根拠は現在のところ存在しません。

しかし尿路結石を発症したことのあるワンちゃんや、腎不全などの腎臓病を患っている犬の場合は、できるだけ控えた方がいいかもしれません。

犬の尿路結石症の約80%を占める「ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム結石)」や「シュウ酸カルシウム結石」の主な原因は、マグネシウムやカルシウム、リンやタンパク質だからです。

ミネラルウォーターを与える際の注意点

ミネラルウォーターを与える際の注意点として、「細菌が繁殖しやすい」という点があります。

ミネラルウォーターには、水道水のような塩素系の消毒剤が使われていないため、長時間放置してしまうと多くの細菌が繁殖してしまうのです。

うっかりその水を飲んでしまうと、下痢や嘔吐などの症状が現れ、食中毒を発症することがあるので注意が必要です。

犬にミネラルウォーターを与える場合、こまめに「水」を変えてあげましょう。

日本の水道水は、安全で最適!

水道水に含まれる塩素について、不安を感じる飼い主さんも多いと思います。

しかし、日本の水道水に含まれている塩素は、犬が飲み水として使用しても十分に安全なレベルです。

しかも常温のまま置いておいても3日間程度は、塩素の効果が持続できるとも言われています。

衛生面においては、水道水が最適といえるでしょう。

ただし、いくら大丈夫と言っても、愛犬が飲む水を3日も放置してはいけません。

毎日こまめに水を取り換え、いつでも新鮮で、清潔な水を飲める環境を整えてあげることが大切です。

地域によっては、水道水にも注意が必要

「日本の水道水が安全」と言っても、地域によっては注意が必要です。

地域によっては、水道水の中にミネラル成分が多く含まれていることがあるからです。

尿路結石症や腎臓病などを心配する場合、自宅の水道水に含まれるミネラルが、どの程度かを確認しておくといいかもしれません。

カルキ臭が「ダメ」なワンちゃんには、浄水器!

犬の中には、「カルキ臭がダメ」というワンちゃんもいます。

その場合、浄水器を使用するといいでしょう。

浄水器の中には、塩素だけでなく、ミネラル成分や有害な物質を取り除いてくれるものもあります。

このような水であれば、カルキ臭やミネラルを心配することはありません。

ただし、浄水器を使用した水は塩素が除かれ、細菌が繁殖しやすくなっているので注意が必要です。

愛犬に水を与える時の注意点

水の性質にいくらこだわっても、水を入れる器が汚れていては意味がありません。

水を入れる器は毎日洗い、いつも清潔な状態を保つようにしましょう。

特に夏場の「水」には要注意です。

長時間水を放置したり、食べ物などが混入してしまうと、細菌が繁殖して食中毒の原因になってしまいます。

1日に必要な水分量を摂取するためにも、こまめに水を取り換え、いつでも新鮮で清潔な水を保つようにしておいて下さい。

その他の水について

人間が飲む「水」の中には、炭酸水や水素水などの水もあります。

基本的に、このような水を与えるメリットは、ほとんど無いと言ってもいいでしょう。

炭酸水の中には、「ナトリウム」が含まれているものもあります。

ナトリウム」の摂り過ぎは、人間でも健康によくありません。

犬にとっては腎臓に負担がかかることもあります。

そのため、これらの水を与えようとする際には、まずは獣医師に相談することをオススメします。

人間には良いとされていても、犬の体質によっては害になることがあるからです。

まとめ

愛犬の健康を維持するために、毎日の「飲み水」は必要不可欠です。

しかし、ミネラルウォーターには、結石の原因となるミネラルが含まれているため、結石ができやすい体質や腎臓病などを心配するワンちゃんには、注意が必要です。

また塩素を含まないミネラルウォーターは、細菌が繁殖しやすいため、こまめに水を取り換えてあげる必要があります。

衛生面のことを考えれば、日本の「水道水」が最もオススメですが、塩素やカルキ臭が気になる場合は、浄水器を使うといいでしょう。

ただし浄水器を使用した水は、細菌が繁殖しやすくなります。

いつでも新鮮で清潔な水が飲めるよう、水を入れる器を洗ったり、こまめに水を取り換えてあげることを心がけましょう。

  • この記事を書いた人

にこまる

《12歳トイプードルの女の子 にこまる》2人で山登りしています/6月水晶摘出•10月乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アレルギー体質/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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