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見逃してはいけない!犬の視力が低下している時のサイン

犬の視力が低下している時のサイン

人間も年を取ると視力が低下してくるように、犬の視力も年齢とともに低下していきます。

ちなみに犬の視力は、人間でいうところの「0.3」くらい。

通常でも犬の視力はあまり良いとは言えないようです。

犬の視力が低下する理由はいくつかありますが、もっとも多いのは白内障です。

犬の白内障は、少しずつ進行していくので、飼い主さんでも気づくことが難しいと言われています。

ただ、目の中の白い濁りに気づくなど、早期に白内障を発見することができれば、進行を遅らせる対応をとることはできます。

そのほかにも、糖尿病に伴う網膜症や緑内障などによっても視力が低下することがあります。

これらの場合は、物にぶつかりやすくなる、周囲の音に敏感になるなどの変化が見られることがあります。

またケガや病気によっては、急激に視力が失われてしまうこともあります。

このような場合、犬も目が見えなくなる恐怖や不安を感じてしまいます。

犬は言葉で痛みや不調を伝えることができないため、飼い主さんが愛犬の変化に気づき、寄り添ってあげることが大切です。

ここでは、犬の視力が低下した時のサインについて解説していきます。

家具や物にぶつかりやすくなる

犬の視力が低下すると、部屋の中にある家具や物、壁などにぶつかりやすくなります。

このような時に部屋の模様替えをしたり、新しい家具を入れたりすると、犬が混乱してケガをすることもあるので注意が必要です。

犬の視力が落ちてきたなと感じたら、なるべく家具の配置を変えず、ぶつかりそうな場所にクッションを置くなどの対策をするといいでしょう。

最初は物にぶつかっても、家具などの配置が変わらなければ、犬は慣れて普段と変わらない動きができるようになります。

逆に、過保護になりすぎてしまうと、犬は自信を無くしてしまうことがあります。

犬は視力を失っても、ニオイや音、気配で周囲を感じることができます。

完全に視力を失っても、問題なく幸せに暮らしているワンちゃんたちは多いです。

ただ、「何かにぶつかる回数が増えてきたな」と感じたら、できるだけ早く目の検査をしてあげてください。

歩くのがゆっくりになる、散歩をしたがらなくなる

視力が低下すると周囲の状況がうまく把握できなくなります。

そのため、お散歩に不安を感じたり、慎重になったりすることがあるようです。

周囲の様子をうかがうように、ゆっくり歩く場合は何らかの不安を感じている可能性があります。

飼い主さんから積極的に声をかけて、誘導してあげるようにしましょう。

ただし、車や人通りが多い場所、段差の多い場所などをお散歩のコースにしていると、お散歩が怖くなってしまうかもしれません。

それによって、散歩をしたがらなくなることがあるので注意が必要です。

犬の健康を維持するために、運動やお散歩はとても大切なもの。

安全で安心な場所を探して、たくさん歩くようにしてあげましょう。

また犬に自信を持たせるよう、お散歩後はたくさん褒めてあげてください。

段差につまづく、階段を怖がる

愛犬が、ちょっとした段差につまずいたり、階段から落ちてしまうようになったら、目が見えにくくなっているのかもしれません。

そのようなことが続けば、大きなケガをしてしまうかもしれませんし、階段や段差を怖がるようになってしまいます。

早めに目の検査を行うとともに、階段に柵をもうけたり、部屋の段差を無くすなどの安全対策をした方がいいでしょう。

ニオイのチェックが長くなる

たとえ視力が全て失われても、不自由なく暮らしている犬は多いです。

犬には視力以外にも優れた感覚があるため、それらの感覚が目の変わりをしてくれるのでしょう。

中でも「嗅覚」は重要です。

ニオイで飼い主さんの居場所を確認したり、危険や安全を判断するなど、たくさんの情報を得ることができるからです。

視力が低下した犬は嗅覚に頼ることが多くなるため、周囲のニオイを念入りに嗅ぐことが多くなります。

嗅ぐことで様々な確認を行っているので、芳香剤や香水など、犬を困らせるようなニオイを部屋に置くことは避けた方がいいでしょう。

音に反応するようになる

視力が低下すると、聴覚も鋭くなります。

以前は反応を示さなかった物音に反応して、突然吠え出したり落ち着かなくなったりすることもあります。

何かに敏感に反応するようになったら、視力が低下しているかもしれないので注意が必要です。

飼い主さんのそばにいたがる

視力が低下した犬は、飼い主さんや家族のそばに居たがる傾向があります。

目が見えにくくなるということは、不安も多いはずなので当然かもしれませんね。

飼い主さんを最も頼りにしているという証拠ですし、安心できる存在だということでもあります。

ただし、視力が低下した犬は、たとえ飼い主さんであっても背後から触られたり、突然何かをされるのを嫌がります。

目が見えにくいので、驚いてしまうのでしょう。

そのため、愛犬に近づくときには、なるべく声をかけながら近づいてあげてください。

愛犬が自分から近づいてきたら、優しく接してあげましょう。

まとめ

犬も年齢とともに徐々に視力が低下していきますが、病気やケガによって急激に低下してしまうこともあります。

しかし、視力の低下は飼い主さんには分からないことが多いため、日頃の変化で気づいてあげることが大切になります。

家具や物にぶつかる、段差につまずくといった様子が見られたら、視力が落ちている可能性があります。

早めに動物病院に行き、検査を受けたり、家の中の安全対策などを行うことをおすすめします。

また視力が低下していくと、嗅覚や聴覚など他の感覚が鋭くなっていきます。

いずれも身の安全を守るためのことなので、犬を困らせるようなニオイや音を出さないように注意してあげましょう。

日頃から、愛犬の目の色や表面の傷をチェックをしたり、動物病院で定期的な検査を受けたりすることをおすすめします。

  • この記事を書いた人

にこまる

《13歳トイプードルの女の子 にこまる》/水晶摘出•左目失明•右目視力無し/乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アトピー性皮膚炎/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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