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飼い主さんが知っておくべき、犬の危険な「おしっこ」6選!

犬の「ウンチ」や「おしっこ」は、健康のバロメーター

飼い主の皆さんは、愛犬の「ウンチ」や「おしっこ」を毎日チェックしていますか?

愛犬の健康を管理するために、毎日の排泄物チェックは重要です。

排泄物の色や量、状態などを観察することで、愛犬の異常に気づくことができるからです。

実際、排泄物の異常から病気を発見し、手遅れになる前に治療ができた、というワンちゃんは少なくありません。

ただし、家族で犬を飼っている場合、お散歩や排泄物の処理を家族みんなでやっている場合があります。

そのような場合は、なるべく同じ人が排泄物のチェックをするようにしましょう。

毎日確認することで、異常に気づきやすくなるからです。

今回は、排泄物の中でも注意すべき「おしっこ」の状態について解説していきます。

犬の危険な「おしっこ」6選!

「おしっこ」の主なチェックポイントは、色・量・におい・回数です。

健康な「おしっこ」は、淡い黄色や麦わら色で透き通っています。

においは、少しアンモニア臭を感じられる程度が正常です。

犬のおしっこは通常、弱酸性ですが、アルカリ性になってくると尿の中のミネラルが結晶化し結石ができやすくなります。そのためミネラルウォーターなどには注意が必要です。

体調や食事によって排泄物の状態も日々変わりますが、以下のような「おしっこ」は、とても危険な状態なので、すぐに獣医師に相談するようにしてください。

1. 赤いおしっこ(血尿)

過剰な運動をした後で、おしっこが赤くなることがあります。

運動によって大量の赤血球が破壊されたために、腎臓からヘモグロビンが排出されるのです。これは、血尿ではないので心配はありません。

ただし、激しい運動をしていないのに赤いおしっこ(血尿)が出た場合、尿路結石や膀胱炎、前立腺の異常などが考えられます。

また膀胱内に腫瘍ができている場合、犬にとって危険な「タマネギ」を食べてしまった場合にも血尿が出ることがあります。

いずれも危険ですので、すぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

2. 白く濁ったおしっこ

おしっこの色がいつもより白く濁っていたら、膀胱炎や前立腺炎の疑いがあります。

何らかの細菌に感染したことで、白血球がおしっこに混ざっているのです。

悪くなる前に動物病院で診てもらい、適切な治療を受けてください。

3. 色が薄い(色がない)おしっこが大量に・頻繁に出る

いつもよりおしっこの量や回数が多く、色も薄いなと感じたら、ホルモンの異常や慢性腎不全を起こしている可能性があります。

腎不全はとても危険です。すぐに動物病院に連れていきましょう。

4. おしっこの量が少ない

何度もトイレに行ったり、おしっこのポーズをとるのに尿が出ない場合は、膀胱炎や尿路結石の可能性があるので注意が必要です。

おしっこの量や回数が明らかに少なく、嘔吐が見られる場合、急性腎不全を起こしている可能性があります。

命に関わる危険な病気ですので、早急に動物病院に行き治療を受けてください。

尿が全く出ない場合は、尿路結石や尿道閉鎖を起こしている可能性があります。こちらもすぐに病院で治療を受けるようにしてください。

5. おしっこの臭いが違う

おしっこの臭いが、いつもよりキツく感じられたら、膀胱や尿路が炎症を起こしている可能性があります。

糖尿病の場合は、甘い臭いがすることがあります。

6. おしっこの中にキラキラ光るものがある

おしっこの中にキラキラ光る粒が見られたら、尿路結石の可能性があります。

キラキラは、尿の中のミネラル成分が結晶化したものです。

まとめ

犬の排泄物は、健康のバロメーターです。

愛犬のおしっこを毎日チェックして、異常がないか確認するようにしましょう。

おしっこのチェックポイントは、色・量・におい・回数でした。

異常を見つけたら、すぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

その際、どのような「おしっこ」だったか、動画や現物を持っていくと診断や治療に役立ちます。

家族で犬を飼っている場合は、なるべく同じ人が排泄物のチェックをするように心がけましょう。

  • この記事を書いた人

にこまる

《13歳トイプードルの女の子 にこまる》/水晶摘出•左目失明•右目視力無し/乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アトピー性皮膚炎/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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