犬のおもちゃでケガをしたフィーユちゃんの体験！

犬の硬いオヤツや玩具は大丈夫？

犬の歯は丈夫そうに見えますが人の歯より弱いんです。

骨やひづめ、乾燥したアキレスなど硬いものを噛むと、犬歯が欠けたり、割れたり折れたりします。

犬にとって適切な硬さを見分けるポイントは！

家庭用のはさみで切れるものや、爪あとが残るものなんです。

うちの犬は硬い物（ヒヅメや豚耳、犬用歯磨きオモチャ）をガリガリするのが大好き！と、話す飼い主さんは多いですよね。

しかし、獣医から「硬いものを噛み過ぎで歯を酷使し、多くの歯がかなり磨り減っている」と言われる飼い主さんも増えています。

そんな大好きな硬いオモチャで痛い経験をしたフィーユちゃんの体験談をご紹介します。

うちの愛犬フィーユは歯が丈夫で、カミカミが大好きだったので、歯のために硬いものを与えていました。

固いと言ってもデンタルケア用のメジャーなオモチャのおにぎり型や棒状の物です。

とにかく大好き過ぎて、4ヶ月くらいで交換しないと飲み込んでしまうくらい小さくなっていました。

ある日デンタルケア用のオモチャを噛んだ後、フィーユが頻繁に口を舐める動作をするので、口の中をチェックした所…奥歯が欠け歯髄（歯の神経）が露出していました。

獣医さんに行って診てもらいましたが、直しようがないので、炎症が強くなったら抜歯が必要と言われました。

歯髄は腫れ上がっていましたが、幸い食事には支障なく口内炎用のお薬を内服し様子をみました。

犬たちが夢中になる硬いオヤツやオモチャを与えると、飼い主もゆっくり家事や仕事ができるので、ついつい硬い食べ物に頼ってしまう時がありますよね！

また、歯磨きがわりに与えっぱなしにする飼い主さんが多いのですが、これではあっという間に食べ終わったり、噛まずに丸飲みしてしまうので歯磨き効果は無いんです。

硬いおやつをあげるときは飼い主さんの目の届く範囲で与え、大きさや噛む時間も犬の大きさに合わせましょう。

犬は本能的に痛みを隠すため、症状がかなり進んでから気づくことが多いです。

歯が折れた後、歯が折れたのを放っておくと歯根の周囲から腐り、その歯ばかりでなく周りの顎骨が腐って膿が出てきます。

歯が折れてから時間が経過すると、歯根の周りが腐ってしまい歯を残せず抜歯しかなくなります。

また、歯が割れたことにより歯髄が出てしまった場合、そこに細菌が感染する可能性が出てきます。

そして時間がたてばたつほど感染が広がりやすくなります。

その為、歯が割れてから時間がたった場合は歯髄を抜くことになりますが、早い段階であれば折れた歯を修復できる可能性があります。

今は歯髄の腫れが治まり抜歯もせずにすみ、再発防止に努めています。

好きだからと言って、与えるのは良くない事や、そのコの性格を良く理解するべき事だと思いました。

フィーユは夢中になると取り上げるまで没頭するタイプだからです。

また、小さい頃デンタルケア用の木を与えていましたが、大きな破片が便から出てきてビックリした事もありました。

約2センチ位の長さがある楔形の木片で、噛んでいるうちに割れて飲み込んでしまっていました。

前日から元気がなかったのですが、便から出てきた後は元気になりましが、ゾッとした経験があります。

今回は、ミーアキャットポーズが可愛いフィーユちゃんの体験談でした。

フィーユちゃんママさんから学んだ教訓は！

また全身麻酔での手術になるので、飼い主がしっかり愛犬の歯を守っていきたいですね。

フィーユちゃん、ママさん！

貴重な体験談をありがとうございました。

【フィーユちゃんInstagram】