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愛犬の命を救う画期的なガン検査がスタートしています!

犬の死亡原因 第1位は「ガン」

日本人の死亡原因の第1位が「ガン」というのは有名な話ですが、これは人間に限ったことではありません。

実は、犬の死因の第1位も「ガン」なのです。

しかも54%という圧倒的な確率で。

【犬の死亡ランキングTOP3

1位 がん 54

2位 心臓病 17

3位 腎不全 7

このランキングを見ても分かるように、飼い犬の2頭に1頭が「ガン」で亡くなっている事が分かります。

ガンになる主な理由としては、運動不足・食事・ストレス・遺伝が考えられています。

これらは人間と同じですが、犬の場合、人間とは大きく異なる点があります。

それが成長速度です。

犬は人間の57倍の早さで成長するため、「ガン」の進行も想像以上に早いのです。

そのため、飼い主さんが異変に気付いた時には、

「すでに手遅れだった」

というケースも少なくありません。

ガンには、早期発見が重要

犬は、身体の痛みや苦しみを言葉で伝えることができません。

愛犬の命を守るためには、早期にガンを見つけて治療を施すことが重要なのですが、ガンを早期に発見すること自体、非常に難しいと言われています。

ガンの初期段階では、犬にそれほどの症状が現れないからです。

症状が現れなければ、飼い主は異変に気づくことすらできません。

たとえば代表的なガンの症状として

  • 元気や食欲がなくなる
  • 体重が急に落ちる
  • 嘔吐や下痢・便秘が続く

などがありますが、この段階で動物病院に連れて行っても、末期がんと診断されることが多いのです。

初期のガンを見つけるためには、何の異常もない時に検査を受けなければなりません。

しかし従来の検査では、CTMRIを使わなければ、正確にガンを見つけることはできませんでした。

愛犬に何の異常も見られないのに、「CTやMRIで検査をしてみよう」という飼い主は、あまりいないでしょう。

これらの検査には、全身麻酔や高額な費用が必要となるからです。

全身麻酔は、犬の身体に大きな負担をかけます。

高額な費用では、気軽に検査を受ける事ができません。

そのため、比較的安価で簡単にガンを診断できる検査が求められてきました。

ガンを見つける画期的な技術

近年、これらの課題を解決する画期的な技術が生まれました。

わずかな血液から犬のガンを早期に発見できる技術です。

その技術を開発したのは、「株式会社メディカル・アーク」代表取締役の伊藤博(いとうひろし)獣医師です。

こちらの検査では、CTやMRIを使うことはありませんし、愛犬の身体にも負担はほとんどかかりません。

わずかな血液を動物病院にて採取するだけで、ガンの存在を判断できるのです。

わずかな血液から犬のガンを発見できる「リキッドバイオプシー」

伊藤博獣医師が代表を務める、「株式会社メディカル・アーク」では、わずかな血液から犬のガンを見つける方法を実用化しています。

少し難しいお話になりますが、血液中のエクソソームという物質の中にある、マイクロRNA(miRNA)を調べることによって、犬のガンを短時間で発見することを可能にしたのです。

これによって、わずかな血液で複数のガンを検出することが可能となりました。

高額なCTやMRIを使うことなく

愛犬の身体に太り針を刺すこともなく

メスで切除することもありません。

まさに夢のガン検診「リキッドバイオプシー」なのです。

2024年2月〜 12ガン種の検査が可能に!

当初は、発生率の高い5ガン種を測定するだけでしたが、2024年2月からは、12ガン種を検査できるようになりました。

  • 肝臓がん
  • 尿路上皮がん
  • 口腔内悪性メラノーマ
  • 悪性リンパ腫
  • 肥満細胞腫
  • 血管肉腫
  • 骨肉腫
  • 扁平上皮がんに加え
  • 肺腺がん
  • 鼻腔腺がん
  • 肛門襄腺がん
  • 乳がん

リキッドバイオプシー検査の流れ

リキッドバイオプシーの検査は以下のような流れで行われます。

注意していただきたいのは、リキッドバイオプシーはあくまで補助的な検査だということです。

この検査は、高い確率でガンの有無を判断しますが、陽性の場合、必ず確定診断を必要とします。

より詳しい検査や確定診断によって効果的な治療法につながるのですね。

 

【問診】 お近くの指定動物病院に行く

【触診】 診察する

【血液検査】採血した血液を血清分離

【マイクロRNA検査】検査センターで解析

【結果報告】オンラインで病院に検査報告
↓      ↓
陰性→終了  陽性→確定診断・治療

 

検査の結果、陽性であればガンの疑いがあるということです。

その場合、CTやMRIなどを使ってより詳細な検査を行い、確定診断の後、治療を行うことになります。

この検査ができる指定病院は、現在全国で500の登録病院がありHPよりお近くの登録病院が検索できるようになっています。

お近くの指定病院については、株式会社メディカルアークのHPにてご確認ください。

まとめ

わずかな血液からガンを発見できる「リキッドバイオプシー検査」が、愛犬の命を救うことになるかもしれません。

愛犬は大切な家族です。家族と過ごす大切な時間を少しでも長くすることができるように、一度検査を受けてみてはいかがでしょう?

【株式会社メディカル・アーク】

https://medical-ark.com/

https://www.instagram.com/medicalark.hiroshi

伊藤 博(いとう・ひろし)

獣医学博士/東京農工大学名誉教授

株式会社メディカル・アーク代表

〒184-0012 東京都小金井市中町2丁目24-16-203

農工大・多摩小金井ベンチャーポート

 

  • この記事を書いた人

にこまる

《13歳トイプードルの女の子 にこまる》/水晶摘出•左目失明•右目視力無し/乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アトピー性皮膚炎/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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