体験談

犬の虹彩萎縮(こうさいいしゅく)ぷー君体験談!

犬の虹彩萎とは?

皆さん!犬の虹彩萎縮(こうさいいしゅく)を知っていますか?

虹彩とは、瞳孔を閉じたり開いたりしている角膜と水晶体の間にある薄い膜を「虹彩」と言います。

高齢になってくると、この「虹彩」が縮んだり、様々な原因で断裂することがあります。

これを『虹彩萎縮』といいます。

老齢の犬によく見られる症状なんです!

この虹彩は、光が入ってくるとその量を調節するために絞りの役割をしていています。

『虹彩萎縮』になると、光を調節出来なくなってしまうので、瞳孔は開いており、光に対する瞳孔サイズの変化ない為、強い光のあるところに行くと眩しくて眼を細めたりします。

治療法は?

現在、網膜萎縮に有効な治療法は無く、病気の進行を遅らせるために内科的に投薬を行うことはありますが、効果が見られない場合もあります。

今回は、そんな『虹彩萎縮』と診断された、ぷー君ママさんの体験談です。

ぷー君の虹彩萎縮体験談!

2022年7月、少し前から気になっていた事を、
お散歩友達のママさんに尋ねてみた事がきっかけで、あのような試練が待っているとは、想像すらしていませんでした。

最近ぷーが、眩しそうな顔をしながら散歩をするので、「○○ちゃんってお外で眩しいお顔したりする?」と聞いた所…
「ウチの子はしないかなぁ」との返答…。

やっぱり…これはおかしいと思い、次の日にかかりつけの病院に連れて行きました。

病院の診察室で、ぷーの目にライトを当てて見て頂いた結果は、瞳孔が開いたままだと言われました。

「瞳孔が開いたまま?」

「えっ!」

「ホントに眩しかったんだ…」

ビックリしたのと同時にショックでした…。

ぷーの身にそんな事が起きていたなんて…(涙)

原因は、2つあると言われました。

一つは、加齢によって瞳孔を閉める筋肉が動かなくなる場合。

二つ目は、脳や神経に異常がある場合。

ぷーの場合は、ちゃんと目が見えているので、脳や神経の異常ではなく、加齢が原因であろうという診断でした。

特に治療する方法も無いと獣医師に言われたので、これからの過ごし方を相談しました。

獣医師からは、「こちらでも、調べてご連絡します」と言って頂き、その日は帰りました。

次の日の朝、獣医師から電話があり、「紹介状を書くので、眼科専門医での診断を受けてみては?」との内容でした。

もしかしたら…眼科専門医で出来る治療や薬があるかも知れないとの提案でした。

幸いにも住んでいる所から近い場所に眼科専門医があり、すぐに紹介状を書いて頂きました。

眼科専門医での検査

後日、眼科専門医での診察を受けました 。

看護師の方が、ぷーだけを連れて診察室に入り、診察を待つ間の20分は、とても長く感じました。

診察が終わり、先生から聞いた診断結果は、かかりつけの獣医師の診断と同じでした。

加齢によって筋肉が硬くなり、動かなくなる「虹彩萎縮」でした。

やはり治療法はないと言われました…(涙)

治療法が無いのなら、お散歩時は眩しがるので、サングラスの装着をした方が良いのか?と先生に相談した所…
「明るい時間帯にお散歩に行けないのは、この子にとって楽しくないでしょ?」

「眩しかったら自分で目を細めて調整するから大丈夫!」

「今まで通りに過ごしてあげなさい」

と言われました。

それで良いんだ!

今までと同じ生活で良いと分かると、落ち込んでいた気持ちがフッと軽くなりました。

プードルに多い虹彩萎縮(こうさいいしゅく)

虹彩萎縮は犬種の中でもプードルは多いそうです。

だいたい10歳位で発症するワンちゃんが多く、早いワンちゃんだと、6歳位で発症すると先生が話していました。

ぷーは7歳なので比較的早い方だったと思います。

愛犬の異変に早く気付いてあげる事って難しいですよね…(汗)

なんかいつもと違うな…と感じた時には、迷わず病院に行く事が大切だと実感しました。

ぷー!

これからも一緒に楽しもうね!

ぷー君ママさん!

ワンちゃんの目の病気も人と同じく、いろいろありますね!

犬の虹彩萎縮(こうさいいしゅく)の体験談を、ありがとうございました。

【写真•情報提供/ぷー君ママ】

https://www.instagram.com/na0421ma

 

  • この記事を書いた人

にこまる

《13歳トイプードルの女の子 にこまる》/水晶摘出•左目失明•右目視力無し/乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アトピー性皮膚炎/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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