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犬の指間炎!「小梅ちゃん」の体験談!

犬の指間炎

指間炎(指間皮膚炎)は、犬の指や肉球の間に炎症が起き、赤くなったり腫れたりする病気です。

悪化すると血や膿が溜まってコブ状になる場合もあります。

早期発見・早期治療が重要ですので、日頃から足や肉球に異常がないかチェックするようにしてください。

足を頻繁に舐めたり噛んだりしている場合は、炎症が起きている可能性がありますので注意が必要です。

指間炎の原因

・マラセチア

・アレルギー

・細菌や真菌

・ストレス

・怪我や肉球の火傷

・爪の病気

など様々な原因があげられます。

犬が舐めたり噛んだりすると、さらに悪化して治りにくくなります。

複数の原因が重なって起きることも多く、一時的に治ったとしても再発して慢性化するケースもあります。

指間炎になりやすい犬種は?

指間炎は、どの犬種でも起こる可能性があります。

柴犬やシーズー、フレンチブルドッグ、ブルドッグ、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリーバーなど皮膚病が多い犬種や​​短毛種、大型犬は指間炎になりやすい傾向にあります。

細菌感染・真菌感染による指間炎

膿皮症などの細菌感染、マラセチア皮膚炎や皮膚糸状菌症などの真菌(カビ)感染によって指の間に炎症が起きる場合があります。

治療はシャンプー療法やゲンタシンなどの抗菌剤によって行います。

抗菌剤の不適切な使用は抗菌剤が効かない薬剤耐性菌が増える原因になります。

抗菌剤を処方された場合は飼い主さんの判断で使用を止めたり量や回数を減らしたりせず、指示された量や期間を守るようにしてください。

赤みがひどい場合には、抗生剤と合わせてステロイドの内服薬や外用薬を使用する場合もあります。

アトピー性皮膚炎による指間炎

アトピー性皮膚炎は、遺伝的にアトピー体質の犬がダニやハウスダスト、花粉などの環境アレルゲンにさらされることで発症します。

足が痒くなりやすく、舐めたり噛んだりすることで炎症が悪化します。

こまめな掃除でアレルゲンを避け、シャンプー療法や保湿剤で皮膚の状態を良くします。

痒みを抑えるために​​ステロイド剤、抗ヒスタミン剤、免疫抑制剤などの薬を使いながら症状の改善を目指しますが、慢性化して再発するケースが少なくありません。

今回は、そんな指間炎になった「小梅」ちゃんの体験談をご紹介します。

「小梅」ちゃんのマラセチア指間炎の体験談!

小梅は小さい頃からお散歩の時にグイグイ引っ張るタイプです…(汗)

その為、踏ん張るから足の裏が擦れたり切れたりしていました。

私は、小梅の足裏が心配で、定期的に病院に行っては塗り薬を処方してもらっていました。

大人になった今でも踏ん張って歩くので、お散歩から帰って足を拭く時に、切れたり赤くなっていないか毎回チェックしています。

この日もチェックしたら…

「また赤くなってる~!」

小梅の肉球の間が赤くなっていたので、動物病院のお薬を塗って様子を見ていました。

いつもなら薬を塗ると、赤みもマシになっていくのに、今回は中々治らない!

より酷くなり腫れているように見えました。

「このまま今の薬を塗っていていいの?」

「やっぱり病院に行こう!」と病院へ連れて行きました。

いつものお薬が効かない事を伝えたら、足裏の菌の増殖が原因かも知れないのとの事で、検査をする事に!

検査の結果は、マラセチア菌が通常より増えている事が原因と判明しました。

「マラセチア?」

マラセチア菌は、皆に居る常在菌だけど、何かの原因で菌が増えた様でした。

菌が増えて指が痒い小梅は、指を舐める為に、さらに悪化すると言う悪循環の状態でした…(涙)

小梅は、元々よく足を舐める子ですが、この時はいつもより舐めていた印象でした。

「小梅…痒かったよね…ごめんね!」

治療法としては、アレルギーの内服薬10日分とマラセチア菌専用のシャンプー(マラセブ)を処方して頂きました。

服薬と足裏シャンプーで、3日後位にはだいぶ赤みも引いて内服薬を飲み終わる頃には綺麗になっていました。

「良かった〜!」

お散歩の時、這いつくばる様にグイグイ行っちゃうので、横について歩けるように小梅とトレーニングも頑張っていこうと思います。

小梅!これからも一緒に楽しもうね!

小梅ちゃん、ママさん!

ありがとうございました。

【写真•情報提供/小梅ちゃんママ】

https://www.instagram.com/koume_papamama

 

  • この記事を書いた人

にこまる

《13歳トイプードルの女の子 にこまる》/水晶摘出•左目失明•右目視力無し/乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アトピー性皮膚炎/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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