犬に絶対与えてはいけない飲み物!
犬にとって、ネギ類やチョコレート、ぶどうなどは命に関わる危険な食べ物として知られています。
実は、このような危険な食べ物だけでなく、犬に絶対に与えてはいけない「飲み物」も存在します。
今回は、犬に危険な「飲み物」について解説していきます。
1. カフェインの入った飲み物
コーヒーや緑茶など、カフェインが含まれる飲み物を犬に与えてはいけません。
カフェイン中毒を起こし、命を落とす可能性があります。
カフェインが含まれる飲み物は、私たちの周りに多く存在しています。
以下の飲み物に注意して、うっかり愛犬に与えてしまわないようにしてください。
- コーヒー
- 緑茶
- 紅茶
- 烏龍茶
- コーラなど
2. 酒類
犬にお酒は絶対に飲ませてはいけません。
アルコールを分解する酵素を持っていないからです。
そのため、犬が誤ってお酒を飲んでしまうと、短時間でアルコール中毒を起こす可能性があります。
中毒を起こすと嘔吐や意識障害などを起こし、最悪の場合、命に関わります。
3. ココア
ココアも犬にとって危険な飲み物の一つです。
なぜならココアの原料はカカオ豆で、チョコレートと同じ危険な成分が含まれているからです。
犬がチョコレート中毒を起こすと、嘔吐や下痢を起こし、重症化すると命を落とすこともあります。
ココアも絶対に与えないようにしましょう。
危険な物を飲んでしまった時の対処法
愛犬が、危険な飲み物を飲んだことに気づいたら、すぐに動物病院に連絡し、獣医師の指示を受けましょう。
飼い主さんの判断で、犬に吐かせたり、水を飲ませるようなことをしてはいけません。
獣医師に連絡する際には、以下のような情報があると判断がしやすいです。
- 何を飲んでしまったのか?(お酒の場合は、お酒の種類やアルコール度数なども必要)
- いつ飲んでしまったのか?
- どのくらいの量を飲んでしまったのか?
- 愛犬はどのような状態か?
飲んだあと、すぐに異常は見られなくても、後から中毒症状が現れることがあります。
飼い主さんの自己判断は危険です。必ず獣医師の判断を仰ぐようにしてください。
まとめ
カフェインの入った飲み物やお酒、ココアは、絶対に犬に与えてはいけません!
基本的に、犬には水以外の飲み物を与える必要はないのです。
ただ、私たちの身の回りによくある飲み物であるため、愛犬が誤って飲まないよう注意が必要です。
飼い主さんから与えることはないにしても、子どもがうっかり与えてしまったり、こぼしたものを犬が舐めてしまうこともあります。
そのような場合は、自己判断をせず、すぐに獣医師の元に連絡するようにしましょう。