目次
犬の皮膚の「できもの」
愛犬の体にイボやしこりのような「できもの」があることはありませんか?
「イボ」とは、一般的に皮膚の一部が盛り上がってできた「できもの」のことを言います。
そして、「できもの」を発見したら良性か悪性か不安になりますよね…(汗)
皮膚の「できもの」にもさまざまな種類があり、良性の腫瘍から悪性のもの(ガン)など多岐にわたり、見た目だけで陽性か悪性かを判断するのは難しいようです。
イボやしこりを発見した場合には、自己判断せずに早めに動物病院を受診してくださいね。
今回は、そんな「できもの」ができた「嵐くん」の体験談をご紹介します。
イボやしこりができる原因
皮膚のイボやしこりは、ウイルス(パピローマウイルス)によるものからホルモンの影響、免疫異常、また加齢や免疫の低下が要因でできやすいです。
また、老犬にみられる「できもの」は、頭部・眼瞼・肢端などに発生することが多く、加齢による免疫力の低下•新陳代謝低下が原因になっていることが多いです。
「できもの」の見た目とは!
ウイルス性のイボ•表皮嚢胞(ひょうひのうほう)•脂肪腫などの色は、白や肌色など明るい色味のものがほとんどで、柔らかいことが多いです。
悪性の「ガン」に進行するような「できもの」は、大きさはいろいろで、黒•赤•紫など暗い色味で、感触は硬めのものが多いです。
またイボの大きくなるスピードが速いものは悪性の可能性が高いです。
このような症状がある場合には、すぐに獣医師に診てもらいましょう。
嵐くんに突然できた「できもの」
嵐は非常に毛量が多い子で、食事はアーティミスのアガリクス、ボイルした鶏胸肉や野菜など、加工品のオヤツはほとんど与えていませんでした。
そんな嵐に突然「できもの」ができたんです…。
2021年11月
左目上辺りに「できもの」を見つけました。
発見時は、赤みが強く小豆大の大きさで様子を見ることにしました。
12月7日
「できもの」の様子を見ていたのですが、赤みが増してきたので病院に連れて行きました。
9歳と言う年齢から、少しずつ加齢の「イボ」が身体できていましたが、赤みがある「できもの」は初めてだったので、とても心配でした。
12月14日
獣医師の診断結果は、加齢による「できもの」との診断でとても安心しました。
塗り薬を処方され、5日後には赤みも引いきたので、本当にホッとしたんです。
12月19日
すっかり落ち着いてきた「できもの」は赤みもなく、このまま小さくなることを願いました。
年末のトリミングは、まだ「できもの」がぷっくりとしているので、様子を見るためにやめました。
2022年1月4日
ぷっくりとした感じがなくなり、枯れてきたような感じです。
痛み等はないようですが、経過観察を続けていました。
できもの発見から半年後の6月
6月に嵐は無事に10歳の誕生日を迎えることができました。
その頃には、なんと!こんなに小さくなっていたんです。
ビックリです!
良かったね〜嵐!
これからも一緒に楽しもうね!
似たような症状が出た場合には、早めに動物病院の受診をオススメします。
嵐くん、ママさん!
貴重な体験談をありがとうございました。
【写真•情報提供/嵐くんママ】
インスタグラム
https://www.instagram.com/hitomi84da