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犬の硬いおやつが原因の歯のトラブル増加中!
皆さんは、愛犬に「硬いおやつ」をあげていますか?
カミカミ、ガジガジするのが大好きな愛犬に、長く楽しめる「硬いおやつ」をあげたいと思っている飼い主さんは少なくないですよね!
しかし、「硬いおやつ」は飼い主の選び方ひとつで愛犬の歯に思いがけないダメージを与えてしまうことがあります。
うちの犬は硬い物(ヒヅメや豚耳、犬用歯磨きオモチャ)をガリガリするのが大好き!と、話す飼い主さんは多いですよね。
しかし、獣医から「硬いものを噛み過ぎで歯を酷使し、歯がかなり磨り減っている」と言われる飼い主さんも増えているようです。
おやつが大好物のワンちゃんほど、噛み砕こうと夢中になっているうちに歯を削ってしまったり、折れてしまうなどのケガをすることが多いようです。
愛犬に合う硬さを見つけるポイント!
ワンちゃんの口や歯の大きさ、あごの強さによって、噛む力やスピードはそれぞれです。
また、年齢によっても歯の強度は異なり、食べるのに適切な硬さのおやつは、それぞれ異なってきます。
だからこそ、愛犬の年齢に合う硬さのおやつを見つけてあげる必要があります。
また、長時間噛み続けられる硬いおやつは、ふとした瞬間に丸のみしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
犬の口角よりも小さくなったら取りあげるなど、大きさにも気を配る必要があります。
飼い主が見守りながら与えるようにしましょう!
子犬に硬いおやつは気をつけて!
子犬(特に生後6ヶ月以下)のワンちゃんには、硬いおやつはあまりおすすめしていません。
万が一トラブルがあると、その後の永久歯にも影響を与えてしまうからです。
子犬に与える場合は、永久歯への生え替わりが終わる生後6〜8ヶ月ごろからが良いと言われています。
また、子犬の消化能力は未発達なので、かたいおやつを充分に消化できず、お腹を壊してしまう場合もあるので注意が必要です。
犬に与えて良い硬さは?
犬にとって適切な硬さを見分けるポイントは!
家庭用のはさみで切れるものや、爪あとが残るもの、手でさくことができる物だと言われています。
今回は、愛犬のおやつの硬さを知ったミントちゃんママさんの体験談です。
ミントちゃんの体験談!
こんにちは!
今回は、私が飼い主として後悔している体験談をお話しします。
それは、ミントが大好きな牛皮ロールのおやつを良いと思ってあげていた事です。
それが原因で、10歳で歯がぐらぐらになるとは想像もしていませんでした。
ある日、ミントの歯が何本か歯がぐらぐらしていたんです。
あの時は本当にビックリしました!
ミントを連れて行った動物病院は、先生が歯学部に通い、人間の歯科医の資格も持っている先生がいる動物病院でした。
歯科医の資格を持った獣医師の診断!
先生から言われた言葉にびっくりでした。
「犬に与えてよいおやつの硬さは、ハサミで切れる硬さで、ハサミで切れない硬いものは歯を痛めるからダメです」といった説明でした。
「知らなかった…」
ミントは小さい頃から牛皮のロールが大好きで、毎日1本与えてました…(汗)
それを毎日噛んでいた積み重ねが原因で、歯が欠けたり歯の根っこに負担がかかり、歳をとってからぐらぐらしていました。
「私のせいで…」
と、かなりショックでした(涙)
こちらの病院は、歯の手術の実例も多い病院でした。
先生は、これからの事を詳しく説明してくださったので、安心して先生にお任せできました。
ミントのグラグラした歯は、状態に応じて抜歯してもらいました。
田村先生に救ってもらった!家族犬チコちゃんの体験談!
我が家には、もう一頭MIX犬のチコがいます。
そのチコが、急にご飯をあまり食べなくなったんです。
しかもヨダレが出てお口が臭くなっていました…(汗)
「どうしてなんだろう?」と思いながらも、いつもの動物病院では、チコの原因は分かりませんでした。
そこで、田村先生の所に連れて行くと…
なんと!口の中の難病を見つけてもらえたんです。
チコの病気は免疫の病気でした!
歯の汚れが少しでも歯茎につくと、そこが膿んで悪化し、口中がひどい口内炎みたいになる症状でした。
普通の獣医さんは、なかなか見つけられない病気だと思います。
チコの口の中は、酷い口内炎のような状態で、チコは、歯を全て抜く手術をしました。
しかし歯を全て抜いたら、みるみる良くなったんです!
ご飯をもりもり食べ、散歩もぐいぐい引っ張るくらい元気になったチコを見て嬉しくなりました。
本当に田村先生に出会えて良かった〜!
田村動物クリニックのご紹介
【写真/田村動物クリニックHP】
岡山市東区益野町880-20
ミントちゃん、チコちゃん、thyme君ママさん!
ありがとうございました。
【写真•情報提供/ミントちゃんママ】
https://www.instagram.com/minthyme1922