飼い方・しつけ

犬のしつけはご褒美とほめ方が9割!犬のやる気を激的にアップさせるコツとは?

愛犬のやる気をアップさせる3つのコツ

「愛犬のしつけがうまくいかない」「なかなか言うことを聞いてくれない」と悩む飼い主さんは少なくありません。

このような飼い主さんにお話を聞くと、「ついつい叱ってしまう」「根気強く取り組んでいるのですが…」という言葉を聞くことが多いです。

例えば、歯磨きの練習です。

嫌がる犬を無理矢理押さえつけたり、「口を開いてくれない」と叱ってしまう飼い主さんがいます。

しかし、犬に何かをしつけるときには、このようなやり方は向いていません。

なぜなら、犬のしつけの基本は、「よい行動をしたら良いことがある」「悪い行動をやめたら良いことがある」ということを教えることだからです。

「〇〇をしたら良いことがある」という経験を繰り返すことで、犬の行動が習慣化されていくのです。

この場合の良いこととは、大好きな飼い主さんに褒めてもらえること、そして大好きなご褒美がもらえることです。

大切なのは、愛犬のやる気を引き出せる「ほめ上手」な飼い主さんになること。

ここでは、飼い主さんが「ほめ上手」になるための3つのコツについて解説していきます。

1. 愛犬にとって、スペシャルなオヤツをご褒美にする!

しつけをする時、いつものオヤツとは違う「スペシャルなオヤツ」をご褒美として使いましょう。

特に苦手なしつけをする時には、その犬にって一番好きなオヤツを使うとやる気も上がりますし、効果も高まります。

反対に、いつも食べているオヤツではやる気が上がらないことがあります。

1番好きなオヤツ、2番目に好きなオヤツを調べておきましょう。

難易度の低いしつけの時には、2番目のオヤツを。難易度の高いしつけをする時には、1番好きなスペシャルなオヤツを使うことで愛犬のやる気を下げずにしつけを行うことができます。

ただし、オヤツをあげるときは適量を守り、与え過ぎに注意しましょう。

もし与え過ぎてしまったら、食事の量を減らすなどして太らないようにするといいです。

2. 上手にできたら全力で褒めてあげる!

犬にとって一番の喜びは、大好きな飼い主さんに褒めてもらうことです。

飼い主さんに褒めてもらいたくてがんばるのです。

そのため、しつけをする時には、「えらいね〜」「お利口だね〜」「すごいね〜」などのほめ言葉をかけてあげましょう。

そして上手にできた時には、犬が喜ぶ場所をなでながら、最高の笑顔や褒め言葉を使い、全力でほめてあげます。

すると犬は、「〇〇をすると(あるいは止めると)ご褒美がもらえて、飼い主さんがこんなに喜んでくれるんだ!」と学んでいくのです。

飼い主さんからのほめ言葉と大好きなオヤツは、犬にとって最高にハッピーなこと。

この体験を味わいたくて、しつけが身についていきます。

3. ほめるタイミングはすぐ!その場でしっかり褒めましょう!

犬のしつけでは、上手にできたら「すぐにほめること」が重要です。

犬は、時間が経ってからほめられても、何に対してほめられたのかが分からなくなってしまうからです。

行動と結果が一致しないと、しつけにはつながりません。

たとえばトイレのしつけです。

決められた場所でおしっこをした時、すぐにほめてあげれば、「ここでおしっこをすれば良いことがある」と学ぶことができます。

しかし、別の場所に移動してからほめられても、おしっこと良いことが結びつかず、しつけにはなりません。

「できたらすぐ褒める」が基本ですが、専門家の中には「8秒以内がよい」という方もいます。

いずれにしても、お利口な行動をしたらすぐに「ご褒美とほめてあげる」を心がけましょう!

しつけをがんばった後は、愛犬と一緒に遊んであげることもいいです。

トレーニングの後に良いことが待っているとわかれば、それ自体に良いイメージを持ってもらえるからです。

まとめ

犬のやる気をアップさせる3つのコツについて見てきました。

しつけが上手くいかないという飼い主さんは、ご紹介した点について見直してみてください。

ご褒美であるオヤツは、愛犬にとって特別なオヤツでしょうか?

トレーニングの最中には、ほめ言葉をかけているでしょうか?

また愛犬が上手にできた時、すぐに全力で褒めているでしょうか?

いずれにしても、「〇〇をすれば良いことがある」「▲▲をやめれば良いことがある」という体験を繰り返すことで、愛犬のしつけができるようになっていきます。

皆さんも心がけてみてください。

  • この記事を書いた人

にこまる

《13歳トイプードルの女の子 にこまる》/水晶摘出•左目失明•右目視力無し/乳腺腫瘍摘出/遺伝性網膜萎縮•アトピー性皮膚炎/気管虚脱/パテラグレード2から1に!

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